2018年1月19日金曜日

いきなりステーキとか、その辺

今日は演奏後に閉店ギリギリでいきなりステーキに行った。

演奏前に食べ過ぎると色々 支障が出るのと、演奏後、つまり深夜帯に定食などを食すのも

これまた色々 問題があるという中、ステーキとワイン一杯というのは褒められたものではないものの、

少なくとも眠くはならずに済む。少なくとも帰宅後に簡単な宿題を片付けるくらいの余裕はまだある(ブログ書いちゃってるけど)。

それに、仕事後に食い過ぎないなりに何か食べたくて、

且つあまり遅くはなりたくないのでサッと食べれて、

更にサッと一杯くらいは飲んで、というリクエストにマッチするものは意外と少ない。

立ち飲み屋は条件を満たしていそうで あくまで飲み屋であるので、内容もテンションも

ちょっとマッチしないし、牛丼屋でビールと牛丼(又は定食)というのは上に述べた通り

夜はかなり問題がある上に殺伐とし過ぎている。ラーメンは牛丼よりはマシな気がするが

気がするだけで同じようなものだし、何より帰るなり幸せ一杯で眠りにつく事が目に見えている。

というわけで夜食にステーキは決して気まぐれな選択というのでもないのである。


さて、映画につけ食事につけ何かと批評的に接してしまうのは楽しみを奪うという意見もあるが、

なかんずく毎日の食事はお財布と身体への負担、影響が大きいものであるからして、

またストレスが食事に向く人(自分)には求めている満足感が得られるかどうかというのは

かなり重要だと言える。

結論から言うととても美味しかったですw

今回はアツアツの鉄板上にレア(というよりほぼ生)で出されるステーキに、

いきなりソースをかけて鉄板温度を下げてしまい、生焼けを延々と食すという

以前犯した失態を避けられた点も最後まで美味しく食べられた要因ですね。

「レアをおすすめしています」の案内に従った方はその後の

「ソースをよく振っておかけ下さい」の案内にすぐ乗らないように気をつけましょう。


そして、費用対効果も考慮した総評としては「概ね満足だがやや惜しい」です。

(ここからまるで悪口みたいになってしまいますが、前提としてとても美味しくいただいた、という事は記憶に留めておいていただきたく候)

数回行きましたがまずワインがイケてないですねぇ。

グラスワインの赤(520円税抜)を主にいただきますが、

ワインの性格がステーキとそれほどマッチしていない印象を受けるし、

ワイン単体で見てもサイゼリヤの100円のものとどっこいか、

個人的にはサイゼリヤのものの方が美味しいと思います(これは個人的な意見)。

100円で出せとは言いませんが520円ならもう少し頑張れる気がします。

単価を上げたいのだろう、などとツマラナイ事を考えさせられてしまいます。

我ながらやな客だなあと思いつつ続けます。

代表メニューのリブロースステーキ(6.9円/g)300gをいつもいただきますが、

300g近似値で税込2200円前後。肉質はまあ並ですがスジっぽくもなく、

税抜きなら2000円ちょっとなので十分「アリ」な肉質だと思います(消費税は悪)。

が、いかんせん焼き方がよろしくないですね。

鉄板で好みの焼き加減にするのはよいのですが、

ほぼ生の肉を高音の鉄板に乗せて提供するのをレアとは言わないですし、

肉のポテンシャルを少なからず損なう方式なのは間違いないでしょう。

勿論 立ち食いスタイルと併せて提供を早くして回転数を上げる方式なのは

お店もそう言っている周知の事ではあるので、そこをあげつらうつもりはないのですが、

ステーキとサイド(ワイン含む)一品で2700円でお得感を感じさせるには

少し足りないように思いました。提供前の焼き入れをもう少し丁寧にすれば

大分印象は違うはずなのだが、、回転率か、、などと勝手にジレンマしていました。

文句があるならもっと高くていい肉を食え、となるとじゃあ他店へ。。となってしまいます。

実際は遅目の時間の帰り際にサッと食べれるようなステーキ屋は東京には少ないので

他店へ行くという選択肢は現実的ではないのですが、

回転率はお店のメリットでもあるので そこにお得感を見いだすのは難しい。立ち食いだし。

というわけで結論はやはり人気の「ランチのワイルドステーキ+ライス」。

提案として、夜の外食で回転率はそこまで望めないのでは(夜で混雑はあまり見ない印象)、

という観点から、「夜のみ提供前の焼き入れを丁寧にする」、というのはどうだろうか。

ランチ限定だったワイルドステーキ(ハズレるとかなりスジっぽい)を夜も出すよりは

単価も満足度も上げれるのではないかと思ったり。

ちなみに接客はいつもどの店舗もめっちゃいいです。

ウダウダ言いながらまた行っちゃうことでしょう。