最近パソコンを自作しました。
自作と言っても半田付けやプログラムをどうこうとかではなく
必要なパーツを買ってきて繋ぎ合わせるだけのミニ四駆みたいなものですが。
2007年モデルのMacbook(proではない)をずっと使ってきたのですが、
譜面作成ソフトや音楽編集ソフト(いわゆる打ち込みソフト)の導入や
それらの使用頻度の増加に伴い流石に性能が追いつかなくなって来たというのが
主な理由ですが、それならMacbook Proでも買えばいいじゃないか、
と思われるかも知れませんが、そうしなかったのにはいくつか理由があります。
1.金がない
廉価版のMacbook Pro ではそこまで大幅なアップグレードにはならず、
上位機種やオプション(HDD→SSDなど)を選ぶと随分予算が上がってしまいます。
また自作なら、最低限のパーツさえ購入してしまえば、他のパーツはあとから
買い足し・付け足しが可能です(実際半年くらいかけてちょっとずつパーツを揃えた)。
2.拡張性に乏しい
音楽系のソフトを使う場合、外部機器を接続する事がよくあります。
キーボード(楽器の)や、マイクなどの仲介をするオーディオインターフェース、
ソフトウェアのライセンス認証の為のUSBドングルや、
バックアップやスタジオにデータを持ち込む為の外付けHDDなどですが、
MacbookにはUSBポートが二つしかありません。
勿論USBのタコ足も使うのですが、HDDやオーディオインターフェースなどは
USBポートから電源を供給して駆動する仕様であるのが主である為、
タコ足からでは十分な電力が供給できない。
結果、別途電源アダプタを繋ぐタイプのUSBタコ足を仕様するのですが、
それだとモバイルとしての利便性は大分減殺されてしまうので、
これならデスクトップでもよいのかも知れない、と感じていました。
3.音楽を非圧縮で保存&再生したい。
ライブで演奏する/した楽曲の資料などはCDよりも圧倒的に
データで管理した方が便利です。また、iPod+iTunesのような
ポータブル機器との連携の快適さから、CDの方が音質がいと知りつつも、
どうしてもパソコンで音楽を聴く事が多くなってしまいます。
デスクトップなら2TBのHDDをバックアップ用含めて2台ガシャコンすれば
手持ちのCD全て非圧縮での保存も可能です(実はCDそんなに持ってないし)。
サウンドカード(=デジタル→アナログコンバータ)はなかなか安価で満足のいく
ものがないので、あと一歩というところですが。
4.マルチディスプレイ
ノートでもできる事ではありますが、液晶ディスプレイを2台並べて使うのは
非っ常~に仕事がしやすいです。一台は譜面ソフト、もう一台は参考資料や
音楽プレイヤー。又はDVDを見ながらブログ更新もできちゃいます。
三台でもいいくらいだけど流石にやり過ぎな気もするのでしていませんが。
まとめ
というわけで、自作の魅力はパーツの付け足し、即ち「拡張性」に尽きる、
というのが結論です。
「ブルーレイが見れるようにしたいな」と思えばBDドライブ(再生ソフト付属の)
を買ってガシャコンすれば、激安の単体BDプレーヤを買うよりも
安価に画質も良好な環境(安物は再生エンジンの質がよくないし調整もできない)
が実現できたり。
とか言ってやっぱりノートも必要だなぁと思っちゃったりする今日この頃ですが(爆)。
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