と、いうわけで2011年の出来事を振り返ってきて見ましたが、
パッと総括するにはちょっといろいろあり過ぎた年でしたね。
いよいよ世界は激動しており、アメリカの衰退や成長を前提とした
経済観の見直しなど、永らく当たり前と思われてきた価値観や
体制が世界規模で変わりつつあるように感じます。
そしてその中でインターネットによる情報の大規模共有や、
情報のリークは直接的にも間接的に大きな役割を果たしているように
思えます。
そんな渦中に更に激しい混迷に追われる日本国内に於いて、
音楽にできる事は大きいとも小さいとも言えます。
「自己表現」のようなものにかかずらわっている余裕は今はないし、
励ましや勇気付けの歌はあまりに無根拠かつ軽薄に響きます。
しかし、音楽を始めとする文化芸術がその本来の役割、則ち
単なる娯楽や個人の主張としてではなく、この世界や
人間というものがどういうものなのかを迂回的に表すという
役割を再び担えれば、その効果は絶大なものとなるでしょう。
何せあらゆる人類の歴史から常に消えた事がない音楽ですからね。
というわけで今年も頑張りましょう~!!
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