2011年2月12日土曜日

レンタルビデオ

最近ついに近所のレンタルビデオ屋の会員になり、

映画を借りれるようになった。

結構前からなりたかったのだけれど、

「新規会員受付カウンター」みたいなところに

15分立ってても気づかれない、という事が度々

あり、且つそこまで待って「あの、すみません」

と言うのも癪であるので、もういいやと帰る

というのを2年半やっていた次第である。

僕は「すみません」と声をかけてビクッとされたり、

緊張の面持ちで見られるのが非常に苦痛なので

(道ばたでならいざ知らず、そういう店員が昨今多いのは

これは却って応対マニュアルのせいでしょうね)、

「私は威圧的・威丈高に振る舞う人間ではありません」と、

「クレームを言う為に呼びつけたのではないのです」と、

「緊急であるとか、ないと困るとか、そういうのではなく、

どちらかと言えばつまらない私事なのですが」

というメッセージを含んだ「あの、すみません」の言い方を

2年半かけて習得する事を余儀なくされたのである。

その甲斐あって先日見事ビデオ屋の会員になる事に

成功したわけであるが、そのせいか今度は飯屋で注文を

忘れられる、というケースが増えたような気がする。

気のせい、かなあ。

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