2018年7月25日水曜日

GVIDOは使えるか(1/2)

iPad pro (12.9インチ)で譜面を見るようになって久しい。

アプリはforScoreを使っている。

兎に角 管理が楽でありセッションミュージシャンにはうってつけである。

唯一の問題は見開き、即ち次のページを見る動作で、半めくり機能や横にしての2P表示も可能なのだが、半めくりは譜めくり頻度が倍になってしまう&視覚的に脳が混乱するのでかなり集中の妨げになるのと(慣れの問題かも知れないが)、2P表示は慣れている曲でない限り、やはり小さい。老眼ではお手上げのはずだ。

2台持ち&連動はシンプルかつ効果的な回答だが、様々な意味で現実的ではない。

そして強いて言えば譜面が光っているのはやはり落ち着きが悪い。

そんなわけで”二画面の大画面タブレット(楽譜以外に用途が思いつけない)で、目にもバッテリーにも優しいE-ink方式のもの”が開発されないかなあ、されねーよなあ。。

と思ったら開発されていたのだ。

その名もGVIDO (グイド)。

本体(DMS-W1) ¥180,000
・ディスプレイ:13.3型低反射フレキシブル電子ペーパー(150dpi、1600×1200pixel)
・重量:約660g
・外装:カーボンファイバー
・ペン入力(2画面):電磁誘導方式(株式会社ワコム)
・タッチスイッチ:赤外線タッチスイッチ
・内蔵メモリー容量:8GB
・インターフェース:microSDカード、マイクロUSB端子
・無線LAN:802.11a/b/g/n (2.4GHz/5GHz)
・Bluetooth内蔵
・バッテリー:3時間充電で3日間使用可(※1日、1分間ごとに100ページをめくった場合)、マイクロUSB端子充電
フットスイッチ(DMS-FS1) ¥30,000
牛革カバー(DMS-L1) ¥30,000
問い合わせ:GVIDOサポートセンター cs-jp@gvidojapan.com
https://www.gvido.tokyo/ja/

"なお、テラダ・ミュージック・スコアとF55クリエイティブデザインスタジオの社長である野口不二夫氏は、ソニー出身で、Sony Readerなどをはじめとした電子書籍事業や、音楽配信「エニーミュージック」などを担当した人物。文教市場向けとして、2013年末から発売された13.3インチパネルを使ったデジタルペーパー「DPT-S1」の開発も指揮した経験を持つ。"

"GVIDOの生産は長野県安曇野市にあるVAIO社の本社工場で行われ、段差のないヒンジ構造は、同社の「VAIO Z フリップモデル」のディスプレイ構造に使われている技術が元になっている。また、ソフトウエア部分については、VAIOのソフト開発部隊が母体となって作られた、ソニー100%子会社のソフト開発企業、ソニー・デジタルネットワークアプリケーションズ社が担当している。"

参考記事:https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1002862.html


。。。

私は直感した。「これは使えない」と。

実物を見ても触ってもいない、レビュー記事とスペックからの偏見に満ちた視点ではあるが、問題と思われる点に触れていきたいと思う。それらの問題が解消すればおよそ20万円という寝ぼけた値段を出すことも伊藤舞。

(2/2に続く)





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