今日は近所のリサイクルショップを物色していたところ、
ネスカフェゴールドブレンドバリスタTAMA のほぼ新品がかなりお安く売っていた。
自室にコーヒーマシンが欲しいと思っていたが、いわゆる手動のコーヒーメーカーは
豆のセットと廃棄が自室ではやや面倒なのと、一杯ずつカプセルをセットする
ネスプレッソなどの"コーヒーマシン"系は種類がやたらとあるイメージで、
かつランニングコストも割高なので、"作業中用カフェイン補充飲料"としての立ち位置に於いては
インスタントコーヒーがそこに君臨していたわけではあるが、
あれはあれで熱湯で淹れてもちゃんと混ぜないと溶け残りが発生するし(意外とウザい)、
それを解決するにはスプーンかマドラーが必要になったりと、まあ煩雑と言うほどではないが、
かといってワンタッチみたいなものとも言えないのである。
しかし、バリスタはコーヒーマシンの中でも影が薄い印象だった。
キャンペーンやら広告が多くてマシンがやたらと安いものはプリンターのインクと同じで
ソフトが高いと相場が決まっているのだが、バリスタは広告を目にする事が少ない。
そう思い改めて調べてみると、一応「定期購入でお安く」みたいな事もやってはいるが、
本体だけでも安すぎない妥当な値段で売られているし、ランニングコストも安い。
おまけにカートリッジ的なものも一つで数十杯分あると書いてある。
随分とうまい話ではないか。
それにしては競合の中で存在感が薄いのにはきっとそれなりに理由があるのだろう、
とは思ったものの、定価の1/3程度の価格なので失敗しても諦めがつくし、
目立たない理由もわかって好奇心も満たされるというもの。
また、初代から現行(3代目)まで基本仕様が同じという点も
旧型切り捨ての心配がなくてよろしい。
というわけで買ってみた。
スーパーで豆を買い、セットし淹れてみる。至極簡単である。
飲んでみるとさて、大して美味くない。
どうにもインスタント臭い味である。豆もどうにも「ネスカフェゴールドブレンド」に酷似している。
と思って調べるとなんと!
これは「ネスカフェゴールドブレンド」である事が判明した。
専用カートリッジなるものは、それをこのマシンのタンクにセットしやすい形状で、
破棄しやすい詰め替え仕様にしただけのものらしい。
道理で他に比して存在が薄いわけである。
これは「インスタントコーヒーを自動でやや美味しく淹れるマシン」だったのである。
味についてはネスプレッソやドルチェグストと比べるべくもない。
抹茶ラテだってもちろんできない。
しかし、である。
"作業中用カフェイン補充飲料" 即ち、「手軽に安く飲めるコーヒー」という需要は
完全に満たしている。同じインスタントでも手動でお湯に溶かすより楽だし少し美味い。
結婚相手はこういう存在であるべきなのかも知れない、などと下らない事を考えたが、
これはこれで悪くないのではないのだろうか。
そうしてみると今度は生意気に思えるがバリスタにはスチーマーがついていて、
粉ミルクをカップに入れてラテスイッチを押せば一応カフェラテになってくれる。
どうにも偽物臭いが、こういうのは大変 嫌いではない。
「身の程知らずめ!だがその心意気、愛いやつじゃ」
と、どこかの外様大名ような気持ちになる。
なんとも健気ではないか。
というわけで今日は
「ネスカフェゴールドブレンドバリスタ」が「コーヒーマシン界のおしん」
である事がわかった日でした。
ネスカフェゴールドブレンドバリスタTAMA のほぼ新品がかなりお安く売っていた。
自室にコーヒーマシンが欲しいと思っていたが、いわゆる手動のコーヒーメーカーは
豆のセットと廃棄が自室ではやや面倒なのと、一杯ずつカプセルをセットする
ネスプレッソなどの"コーヒーマシン"系は種類がやたらとあるイメージで、
かつランニングコストも割高なので、"作業中用カフェイン補充飲料"としての立ち位置に於いては
インスタントコーヒーがそこに君臨していたわけではあるが、
あれはあれで熱湯で淹れてもちゃんと混ぜないと溶け残りが発生するし(意外とウザい)、
それを解決するにはスプーンかマドラーが必要になったりと、まあ煩雑と言うほどではないが、
かといってワンタッチみたいなものとも言えないのである。
しかし、バリスタはコーヒーマシンの中でも影が薄い印象だった。
キャンペーンやら広告が多くてマシンがやたらと安いものはプリンターのインクと同じで
ソフトが高いと相場が決まっているのだが、バリスタは広告を目にする事が少ない。
そう思い改めて調べてみると、一応「定期購入でお安く」みたいな事もやってはいるが、
本体だけでも安すぎない妥当な値段で売られているし、ランニングコストも安い。
おまけにカートリッジ的なものも一つで数十杯分あると書いてある。
随分とうまい話ではないか。
それにしては競合の中で存在感が薄いのにはきっとそれなりに理由があるのだろう、
とは思ったものの、定価の1/3程度の価格なので失敗しても諦めがつくし、
目立たない理由もわかって好奇心も満たされるというもの。
また、初代から現行(3代目)まで基本仕様が同じという点も
旧型切り捨ての心配がなくてよろしい。
というわけで買ってみた。
スーパーで豆を買い、セットし淹れてみる。至極簡単である。
飲んでみるとさて、大して美味くない。
どうにもインスタント臭い味である。豆もどうにも「ネスカフェゴールドブレンド」に酷似している。
と思って調べるとなんと!
これは「ネスカフェゴールドブレンド」である事が判明した。
専用カートリッジなるものは、それをこのマシンのタンクにセットしやすい形状で、
破棄しやすい詰め替え仕様にしただけのものらしい。
道理で他に比して存在が薄いわけである。
これは「インスタントコーヒーを自動でやや美味しく淹れるマシン」だったのである。
味についてはネスプレッソやドルチェグストと比べるべくもない。
抹茶ラテだってもちろんできない。
しかし、である。
"作業中用カフェイン補充飲料" 即ち、「手軽に安く飲めるコーヒー」という需要は
完全に満たしている。同じインスタントでも手動でお湯に溶かすより楽だし少し美味い。
結婚相手はこういう存在であるべきなのかも知れない、などと下らない事を考えたが、
これはこれで悪くないのではないのだろうか。
そうしてみると今度は生意気に思えるがバリスタにはスチーマーがついていて、
粉ミルクをカップに入れてラテスイッチを押せば一応カフェラテになってくれる。
どうにも偽物臭いが、こういうのは大変 嫌いではない。
「身の程知らずめ!だがその心意気、愛いやつじゃ」
と、どこかの外様大名ような気持ちになる。
なんとも健気ではないか。
というわけで今日は
「ネスカフェゴールドブレンドバリスタ」が「コーヒーマシン界のおしん」
である事がわかった日でした。
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